従来のラバーよりもさらに回転がかかり、特徴のあるボールが出せる粘着性ラバーの需要が高まってきている。 XIOMではこうした流れを事前に予測し、過去10年間継続的にその研究、開発を行ってきた。 それは卓球大国である中国では粘着性ラバーが最も使われており、実際に中国選手の多くが粘着性ラバーを使っているからだ。 そんな中、苦難の末にドイツ製初の粘着ラバー「ヴェガチャイナ」を開発し、2012年に日本で発売した。 「ヴェガチャイナ」は、当時市場にはあまり無かった、多くのプレーヤーに支持される粘着性のラバーを目指して、 開発から発売まで様々な試行錯誤を重ねた。「ヴェガチャイナ」はドイツ製粘着性ラバーの原点でありスタンダードだ。
その後もXIOMは市場に衝撃を与えられるような粘着性ラバーの発売のために地道に調査、開発を続けてきた。 そしてついに今までの粘着性ラバーとは違う超高性能ラバー「オメガVII チャイナ 光(グァン)・影(イン)」 が誕生した。オメガ VII チャイナシリーズは「ヴェガチャイナ」と根本的に異なるため、 「ヴェガチャイナ」のセカンドバージョン=オメガ VII チャイナシリーズではない。 また、パフォーマンスと品質の点でも完全に新しいものだ。
XIOMは、常に卓球界のイノベーションリーダーであり続けようと考えている。 私たちは世界初の「カーボスポンジ」を採用したラバーを発売して卓球市場に衝撃を与えたように、 常に新しいテクノロジーを世に送り出してきた。「オメガVII チャイナ 光(グァン)・影(イン)」 も今までの粘着性ラバーとは一線を画す商品だ。まずは一度試してみていただくことをお勧めする。 きっと多くのプレーヤーが驚き、そして今までとは違った別の感覚を味わうことができるだろう。
オメガVII チャイナ 光(グァン)」には厚さが2.1mmしか存在しない。 なぜなら、シートが通常のものよりも厚めに作られており、スポンジの厚さをMAXにしてしまうとルール上定められているラバーの厚さ(4mm)を超えてしまうからだ。 つまり表記の厚さは2.1mmだが、実際は他のラバーのMAXに相当する。
また、「オメガVII チャイナ 影(イン)」よりもスポンジ硬度を軟らかくし、シートを厚くすることによってボールの食い込みが良くなり、 重みのあるボールを打ち出すことができる。画期的なグリップ力があり、どんなに打点が早くてもボールが落ちないため、前陣ライジングでの攻撃を何本でも迷いなく振り切れることだろう。 さらに、中後陣での打ち合いにも強く、死角のない性能となっている。回転量は中国製粘着ラバーレベル、スピードは中国製粘着ラバー以上という夢のような性能だ。 普段粘着ラバーを使っている人はもちろん、普段テンションラバーを使っている人をも満足させる性能だ。
スポンジ硬度60度というXIOM史上最高の超硬質「カーボスポンジ」を搭載した粘着テンションラバー 「オメガVII チャイナ 影(イン)」。
通常、スポンジ硬度が高くなるとボールは上に上がりにくくなる。しかし、影にその常識は通用しない。 急上昇&急降下するドライブの異様な軌道に受けた相手は脅威に感じることだろう。 また、前陣でのカウンターの精度、威力は大変素晴らしく、中国製粘着ラバーのように猛烈に回転のかかったサーブや短く止めるストップ、台上技術のやりやすさも自由自在だ。 かなり尖った特徴の商品であるため、このラバーを使いこなすにはそれなりの覚悟が必要だが、使いこなせたときにはもう他のラバーに変えることはできないだろう。 地道に開発をし続け、新たな領域に突入したXIOMの新粘着性ラバー「オメガVII チャイナシリーズ」。 プレースタイルが時代とともに進化し続けるように、用具も進化し続けなければならないとXIOMは考えている。そのラバーの一つが、 この「オメガVII チャイナシリーズ」なのだ。