ICE CREAM プロジェクト


アイスクリームラケットは、XIOMの契約選手であり、韓国のスーパースターでもある鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手が世界でのメダル獲得を目指して制作した野心作である。 プレーヤーの中にはフォアハンドが得意なタイプがいる反面、バックハンドが得意なタイプもいる。 世界トップ選手である鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手は、自らバックハンドが強力でフォアハンドが比較的弱いと語っている。 彼は、自分の弱みであるフォアハンドを補うために色んなラケットを使用してみたが、フォアハンドが補完されるとバックハンドの強みが生かせず、バックハンドの強みが出てきたら、 再びフォアハンドの弱みが生じてしまうというジレンマに陥っていた。

そのような鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手の悩みを解決するため、XIOMのラケット開発チームは、彼のバックハンドの強みを生かしながらフォアハンドも 補完可能なラケット・アイスクリームの開発に成功した。フォア面とバック面に違う素材が入っているアイスクリームは、鄭栄植(ジョン・ヨンシク)選手のためのラケットであると同時に、 彼のような悩みを持っているプレーヤーに相応しいラケットである。 卓球において最も重要なことは、攻撃の決定率であるが、それと両立しなければならないのが、ミスを減らすことだ。今まで、アイスクリームをテストしたユーザーのほとんど全員が、 ミスを大きく減らせたという評価をしている。アイスクリームは、自らのプレーに信頼を与え、果敢かつ安定的なプレーを可能にしてくれるラケットだ。

スーパーハイブリットラケットであるアイスクリームには、特徴が異なる2種類のラケットが存在する。 ひとつは、ゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンをアウターに片側ずつ搭載した「アイスクリーム AZX」、 もうひとつはゼフィリウムカーボンとアクシリウムカーボンをインナーに片側ずつ搭載した「アイスクリーム AZXi」である。 一見、特殊素材の位置が異なるだけで他は全て同じなのではないかと思ってしまいそうだが、実は違う。それぞれのラケットの特徴を最大限発揮できるよう他にも工夫が施されているのだ。 一体、それによって性能がどう変わってくるのか、次回詳しくお伝えする。